KA阪神がオープン@尼崎 クレプトマニア自助ミーティング
今日は、新しく開設された、クレプトマニアの自助ミーティングであるKA阪神さんのご紹介です。
クレプトマニアの方々の自助ミーティングであるKAについては、従前は、
関西地区は、KA大阪(大阪)、KAひょうご(神戸)、KA平安京(京都)などがあったところ、
このたび阪神地地域でもKAを…ということで、尼崎で、KA阪神が立ち上がったそうです。
KA阪神は、KAひょうごへ通っておられたメンバーの方が立ち上げたとのことで、お聞きしたところ、赤城高原ホスピタルの入院経験者ではない方が立ち上げたそうです。
クレプトマニアは、物があふれる現代社会の中で、かなり人数が多い病気で、群馬県にある赤城高原ホスピタルが治療機関として最も有名です。
皆、できることなら、赤城高原ホスピタルで治療を受けたいものの、現実には、遠方であったり、経済的に苦しかったりして、全ての方が赤城高原ホスピタルへ入院できるわけではありません。
地元の社会資源を活用しながら、何とか更生する以外にない方もたくさんいます。
この点を考えると、さまざまなバックグラウンドをもち、さまざまな回復過程をたどった方たちが、回復支援団体として現れるのは、よい事なのではないかと思います。
ミーティングは、クローズドで、毎月第2・第4金曜日、13時30分~15時の開催。
詳細は、「KA阪神」で検索していただき、ホームページでご確認下さい。
従前からある3つのKAは、KAひょうごが火曜日、KA大阪が土曜日、KA平安京が水曜日ということで、開催日を金曜日にして、曜日をずらすことで、関西地区で出席できるKAの回数を増やしたいとの思いもあるようです。
薬物の自助ミーティングであるNAだと、ほぼ毎日、少し足をのばせば参加できる範囲内の場所で、NAミーティングが開催されていますが、
KAはまだまだ開催回数が少ないので、開催曜日が異なるKAが増えるのはいいことだと思います。
今週の火曜日は都合が悪くて、KAひょうごに参加できない、残念!というようなときでも、
翌週金曜日に開催されるKA阪神に参加したりすることができるわけですから。
薬物については、最近では、治療や支援の受け皿が増えて、保釈も数年前に比べて格段に認められやすくなりました。
この数年で、裁判も変わってきているように思います。
クレプトマニアの方々についても、地元で治療や支援を受けられる環境がもっと広がって、選択肢が増えていけばいいですね。