治療中の被告人からの手紙
先日、アパリとの連携のもと、判決後に保釈許可決定を得て、病院の閉鎖病棟で覚せい剤依存症の入院治療をしている被告人が手紙をくれました。
手紙には、何度も「ありがとう。ここで頑張ります。安心しといて下さい」との文字がありました。
症状が重く、要求も多くて、最初は本当に大変でした。
途中、「どうしようかな…」と何度も思ったものですが、今では心配する私を気遣う手紙を書いてきてくれるようになりました。
親族や友人も面会に来てくれて、励ましてくれているようです。
閉鎖病棟を出るには、売店に買い物に行くにも付添いが必要です。
でも、お医者様は、病院内の温泉には1人で行ける許可を下さったようでした。
閉鎖病棟の中での生活は、けっして楽なものではありません。
でも、将来幸せに生きるためには、今、頑張って、治療プログラムに励む以外にもはや道はないのです。
なんとか頑張り抜いて、回復してほしいと願っています。