プラハにて 国際法精神医学会に参加してきました
プラハで開催された第35回国際精神法医学会に参加してきました。
普段から勉強会に参加させていただいている「治療的司法」の勉強会(京都と東京で交互に開催されています)から、指宿先生のグループ(治療的司法)と石塚先生のグループ(薬物犯罪政策)の2つのグループが参加して発表し、後者のグループでは、アパリの尾田さん、木津川ダルクの加藤さん、三重ダルクの市川さんらも発表するというので、傍聴に行かせていただきました。
国際的な学会というのがどういう雰囲気で行われるのか、是非見てみたかったのです。
(会場の大学は、旧市街広場をもう少し北に上った、インターコンチネンタルホテルの真ん前にありました。
プラハは、晴天で晴れていたかと思うと、パラパラと雨が降り、また晴れて…という感じで、常に傘を持っていなければならないようなお天気でしたが、カンカン照りではなくて曇っていたので、かえって過ごしやすかったです。
日本ほど湿度はないのですが、晴れると30度前後まで気温が上がり、かなり暑かったです。)
「治療的司法」は、世界では大きな勢力をなしており、日本からもその流れにくみしていこうとしているそうです。
ちなみに、9月1日は、治療的司法の提唱者であるプエルトルコ大学のデビッド・B・ウェクスラー教授が来日され、國學院大學で、講演会をされます。
第2回犯罪学合同大会・公開シンポジウムで、司会は成城大学の指宿信教授、パネリストには、立命館大学の中村正教授、矯正協会会長藤本哲也氏、精神科医の松本俊彦先生、山口県立大学教授の水藤昌彦教授などが来られます。
(2017年9月1日(金)13:00~16:45 @國學院大学2号館1階2101教室。資料代1000円)。
指宿班のワークショップ当日も、このウェクスラー教授が傍聴に来て下さっていました。
私は英語は出来ないし、海外旅行の手配などは超苦手で出来ないのですが、アパリの尾田さんが、私の分の航空チケットや宿も全部一緒に取って下さったので、参加することが出来ました。
7月10日に成田を発って、7月17日に帰国。
1週間の滞在で時間があったのと、旅慣れた学者の先生方やアパリの方たちと一緒だったので、食事や街歩きで困ることもなく、プラハの街を堪能することが出来ました。
金曜日の学会終了後、土曜日だけは、1日まるまる自由時間をもうけてあったので、プラハから南へ下った世界遺産の街、チェスキー・クロムロフにも足をのばしてきました。
アパリの尾田さんは、国際運転免許証を持っているので、車を借りて、翻訳家であり通訳を通訳を勤められた森村さんと弁護士の高橋先生の4人で、世界遺産の街を楽しむことができました。
中世の街並みは、まるでおとぎ話の中の世界のようで、店先の花も、赤が日本とは違うというか、鮮やかに映えていました。
帰りには、ストラホフ修道院の中のお店の閉店前に滑り込み、ビールも堪能しました。
帰ってきた途端に、仕事、仕事の毎日で、しかも、この週末は、毎年恒例の日弁連の刑事拘禁本部の熱海合宿!
少年法引き下げにともなう刑罰制度改革の議題でしたが、テーマが壮大でとても大変でした。
日曜日の今日は、2時間ほどマッサージを受けて、飛行機の長旅と熱海までの新幹線での往復の疲れを癒してきたところです。(帰りのこだまはすいていたけど、各駅にいちいち止まって5分以上停車するので、長かった…)。
旅の話は、ブログに書きたいのは山々なのですが、長くなるので、今日はこのへんで。
明日から、また仕事漬けの毎日。
頑張るぞ!!!
PS: お土産の数々。
ほんとは、記念に、最後の空港で、ボヘミアンガラスのゴブレットでも買いたかったのですが、空港に入っていたお店をざっと見て(たぶん、エルペット)、少しラウンジで残っているチェコ・コルナを確認して、これを使い切ってしまいたいな、でも、気に入ったゴブレットはもう少し高いから、クレジットを使うしかないかな、なんて考えながら、お店に戻ろうとしたところ、突然エマージェンシーの警報が鳴り響き、通路が閉鎖されたりして、エレベーターは止まって、店のシャッターも閉まっているじゃありませんか!
何?、何があったの?テロ???と心配しましたが、
飛行機は無事、定刻どおりに飛びました。
いまだに、何があったのか、わかりません。
ブルーの花瓶と木彫りの人形のペアは、空港のポーランド航空のゲート前で、緊急事態でも細々店を開けていてくれたブルーとマニュファクトューラというプラハでは有名なお店で買ったものです。
ユーロならともかく、チェコ・コルナを残しても仕方ないので、使い切りました!
結構、気に入っています。
ボタニクスの石鹸は、チェコ製で、日本では高いので、お得ですよ。
ばらまき土産に、他の種類も併せて、25個くらい買いました。
(ちょっと重かったけど、頑張りました。♪)